ウクライナ問題を分かりやすく、ロシアと欧米諸国の代理戦争だ

2019年11月21日

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ウクライナ問題を分かりやすく

ウクライナ問題って何?

何が問題なの?

という事で、今日はウクライナ問題を小学生でも理解出来る様に簡単にお伝えしたいと思います。

まずウクライナとは国の名前です。

どの辺りにあるのか?

地図で確認してみましょう。

スクリーンショット 2016-08-31 17.20.04

ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ルーマニアなどに隣接する国です。

人口は4千5百43万人

地図でも確認できますが、ウクライナの黒海に面したところに、オデッサがあります。

このオデッサと聞いて反応する人はガンダムファンではないでしょうか?

 

あのガンダムに出てきたオデッサ作戦のオデッサである。

(なんのこっちゃ分からない人は、この部分は無視していただいて大丈夫です)

では、ウクライナ問題とは簡単に言ってしまえば何なのか?

について解説したいと思います。

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ロシアと欧米諸国の代理戦争、それがウクライナ問題です。

ウクライナ問題を理解するためには、

ウクライナの前にあった国であるソ連のことについて知っておく必要があります。

ソ連のことについて詳しく書くと何千文字あっても足りないのでここでは割愛しますが、

重要な事は1点、「元々ロシアとウクライナは同じソ連という国であった」という点です。

ソ連崩壊後、旧ソ連の国々はロシア、ウクライナをはじめとしていくつかの国にわかれます。
この時世界はアメリカや欧州など、西洋が圧倒的に強い情勢であり、
ウクライナの人々はその西洋の一員になろうとしました。

しかし、ソ連崩壊後大混乱にあったロシアにプーチンという指導者が現れて国を立て直すと、
我々ウクライナは西洋ではなく、元々同じ国であったロシアに接近するべきではないか、

そう考える一派が現れました。

これが親ロシア派です。

この動きに対して西洋の一員になろうとしている親西洋派は反発を強め、

国が分断されていきました。地理的にも、ウクライナの西部は親西欧派が、

東部は親ロシア派が強い地域になり、その意味でも国が2つに割れていました。

それでも、まだウクライナは国として体面を保っていましたが、

2014年に親ロシア派の大統領に対し、親西洋派の人々が大規模なデモを起こし、

政権を崩壊に追い込みました。

この事態をみた親西洋派の人々は「ロシアの手先」を追い出したことを喜びますが、

当然、親ロシア派は黙っていません。今度は親ロシア派が反撃に出ます。

 

このドサクサにまぎれて謎の軍隊(ロシア軍ですがロシア政府はそれを認めていません)が現れ、武装蜂起を起こした親ロシア派を助けます。

 

この状況を親ロシア派は、「ロシアが助けに来てくれた」と歓迎しますが、

親西洋派とその後ろにいる欧米諸国は「ロシアの侵略だ」と激怒します。

 

こうして謎の軍隊+親ロシア派と欧米諸国の支援を受けた親西洋派の間で内戦が勃発、

この内戦は停戦をはさみながら、現在まで続けています。

つまり、ウクライナ問題を簡単に説明すると、ロシアの支援を受けた親ロシア派と、

欧米諸国の支援を受けた親西洋派の代理戦争ということになります。

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