icloudが他人に見られてると思った時の対処方法
icloudに限らず、GmailやYahoo!メールなど、
他人のアカウントに入る事は犯罪です。
芸能人のアカウントに侵入して、
写真や個人情報などを盗み見して、
逮捕されたなんてニュースを見た事があると思います。
もし、そんな事をやってやろうと思っている人がいたら、
辞めておきましょう。
逮捕されます。今は分かる様になっていますから。
しかし、何故こんな事が可能なのか?
それは、メールアドレスやパスワードを決める時に、
余りにも安易に決めているからです。
例えば自分の名前と生年月日の組み合わせ、
タケシ君という1月12日生まれの人がいたとします。
で、このタケシ君が考えたIDが、takeshi0112
名前がタケシという名前で、生年月日が1月12日だから、
このアカウント名にした。
とかです。
酷い人になると、
パスワードもtakeshi0112にしているという人がいます。
これは、自分がアカウント名やパスワードを忘れる事を防ぐために、
している事だと思いますが、大事な事を忘れています。
自分が簡単に思いつくという事は、
他の人でも簡単に予測が出来るという事です。
それだけ、使っている人のセキュリティに対する意識が低いというのも、
原因の一つです。
もし、今これを読んでいる人で、思い当たる事がある人は、
すぐにパスワードを複雑な物に変更して、
セキュリティレベルをアップして下さい。
甘すぎです。
トラブルが起こっても自分にも責任があると言われたら、反論出来ません。
icloudが他人に見られてるかも?という時の対処方法
自分が他人のアカウントに侵入している可能性も
先ほどの例でもあった様に、私が適当に書いた、takeshi0112というアカウント、
おそらくiCloudもGmailもYahoo!メールも存在するアカウントだと思います。
何故ならタケシという名前の1月12日生まれの人が、
世界中に無数にいるからです。
1月12日生まれのタケシという名前の人が最も作りそうなアカウントが、
takeshi0112@icloud.comであったり、takeshi0112@gmail.comなのです。
そして、このアカウントを作ったタケシさんが、
忘れっぽい人なので、パスワードも忘れない様に、
takeshi0112にしていたら、どの様な問題が起こるでしょう。
ここにもう一人、
新しくiPhoneやiPadを買った、別のタケシという名前の人が、
iCloudのアカウントを作ろうとしています。
その人がたまたま、誕生日が1月12日だった場合、
takeshi0112@icloud.comと打ち込んでApple IDを作ろうとします。
しかし、Apple IDは同じ物は2つと作る事が出来ません。
takeshi0112を入れて作ろうとしたら、
すでに存在しますと弾かれてしまいます。
なので、takeshi0112a@icloud.comとaを付けて入力して、
Apple IDを作成します。
ここで、takeshi0112a@icloud.comのアカウントが完成したのであれば、
問題ないのですが、何か問題が起こってアカウントの作成がうまくいかず、
takeshi0112a@icloud.comは未完成だったとします。
しかし、本人は完成したと思い込んでいる。
でも、Apple IDの所を見たら、自分のApple IDが表示されていない。
おかしい、確かに作ったはずなのに!
という事で、takeshi0112a@icloud.comと、
パスワードのtakeshi0112aを入れてみる。
当然アカウントは未完成だから、ログイン出来ません。
普通はここで、Apple IDは完成してないんだと考えるのですが、
このタケシ君は初心者なんで、そうは考えません。
あ、そうだひょっとして、最初のtakeshi0112が有効なんじゃないかと、
という事でここで、入れたのが、takeshi0112a@icloud.comではなく、
最初に弾かれた、takeshi0112を入力、(他の人が既に使っている他人のApple ID)
そしてパスワードはさっき自分がこのアカウントで使おうと思っていた、
takeshi0112を入れて、ログイン成功。
やった!ログインできたー!
当然これは、他人のアカウントです・・・・
しばらく使っていると、違和感を感じます、
知らない人の写真や電話番号がデータに入っているのです。
うわーっ!誰かに不正にログインされた!
いやいや、あんたが、勝手に人のアカウントに入ってるから。
という現象が起こります。
もし、他人のアカウントに間違えてログインしてしまった場合は、
すみやかにサインアウトしましょう。
もし、自分のアカウントに他人が入ってきたら
今Apple IDを新規で作った場合、2ファクタ認証になっていると思います。
それ以前の場合は、秘密の質問が設定されているはずです。
通常、今までログインした事のないデバイスでアカウントにログインしようとした場合は、認証コードを求められたり、秘密の質問を求められたりするはずですが、
なんらかの理由で、その様な認証が働かず、
他の人がログイン出来てしまったという事です。
(かなり前に作ったApple IDで、
Apple IDのセキュリティレベルを高めていなかったなどの理由かも)
この場合は、Apple IDを2ファクタ認証に変更します。
2ファクタ認証に変更する場合は、AppleのMy Apple IDで変更できます。
https://appleid.apple.com/#!&page=signin
そして、Apple IDのパスワードを変更しましょう。
Apple IDのパスワードはiPhoneの設定から変更できます。
設定から一番上の自分の名前をタップします。
パスワードとセキュリティをタップします。
そして、パスワードをリセットします。
パスワードをリセットした後、この様な文言が出てきます。
サインアウトを選びます。
他のデバイスをサインアウトする事によって、自分のiPhone以外からは、
新しいiCloudの情報を見る事が出来ないくなります。
また、この様な問題が起こった場合、
何か他に対策は無いかAppleのサポートセンターに電話して、
相談する事も有効です。