貸金業務取扱主任者の難易度と合格のコツはこれだ!

2019年11月21日

今日は貸金業務取扱主任者という資格について解説します。

 

この資格、どれ位取得するのに勉強しなければいけないのでしょうか?

独学で取れるのか?

 

はたまた、専門学校に通わないと取れないのか?

 

貸金業務取扱主任者の取得を目指す方の為に、

今日はこの資格試験を解説します。

 

元々この資格は、民間資格でしたが、

貸金業法の改正などで国家資格になりました。

 

更に、貸金業を行う事業者は、

貸金業務取扱主任者を、各事業所ごとに、定められた人数を設置しないと、

営業できなくなりました。

(50人に1人の割合が必要)

不動産屋に、

宅地建物取引士を置かないといけないのと似てますね。

 

それでは、解説します。

この資格の難易度や、

合格する為のコツも紹介したいと思います。

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難易度はどのレベル?独学でも大丈夫?

貸金業務取扱主任者は今のところ、

難易度は標準レベルで、

 

独学でも合格できると言われています。

 

ただし、今現状はという事なので、

この先どうなるか分かりません。

ま、当然ですね。

 

※貸金業務取扱主任者の合格率は30%前後、

因みに宅建は15%前後です。

試験はどんな感じなの?

試験の問題数は50問です。

4肢択一で、解答はマークシート方式です。

 

どの様な割合で、

今まで問題が出ていたかと言うと、

 

法と関係法令に関する事が、22問から28問

貸付けと貸付け取引に関する法令と実務が、14問から18問

資金需要者等の保護に関する事が、4問から6問

財務及び会計に関する事が、2問から4問

という割合になっています。

 

この割合が後で、ポイントになってきます。

 

宅建士を始め、法律を勉強する資格と、

学習する内容が重複する部分がかなり有ります。

 

宅建業法と貸金業法は構造がほぼ同じな為、

宅建を勉強した事がある人は、とても取っつきやすいと思います。



合格率は?

気になるのは、合格率ですが、

過去5年の合格率はこんな感じです。

2013年(平成25年)28.1%

2014年(平成26年)24.5%

2015年(平成27年)31.2%

2016年(平成28年)30.5%

2017年(平成29年)32.5%

平均すると、29.36%ですね。

 

合格ラインは?

過去5年間のデータを平均してみると、

31点です。

2013年(平成25年)30

2014年(平成26年)30

2015年(平成27年)31

2016年(平成28年)30

2017年(平成29年)34

どの様な勉強方法をすればいいのか?

まずは、過去の問題の場所から、

過去の問題は公式サイトでダウンロードできます。

公式サイトに行って、過去の試験問題をクリックします。

そうすると、過去の試験問題と解答を全て見る事ができます。

ただし、過去問題を勉強するのは、

経験者の方です。

 

民法などを勉強した事がある人は、

過去の問題をひたすら繰りしたら、

合格できたと合格者は語ってますので、

ここから、やっていったら良いのですが、

 

全く知識が無い人には、

ちょっと難易度が高いです。

 

なので、法律の勉強を今まで全くした事の無い人は、

民法の本や、法律の用語などを解説している本を読んでから、

基礎的な部分を勉強してから、

 

取り組むと、

スムーズに入って行けると思います。

 

その後、

貸金業務取扱主任者のテキストを買って勉強する。

 

テキストは普通の本屋さんで売っている物で大丈夫です。

 

そして、テキストを勉強し終わったら、

過去の問題を解いて行くという流れがいいでしょう。

 

整理すると、

未経験の方は、

1.民法の本、法律関係の用語を解説した本を読む。

2.貸金業務取扱主任者のテキストを買って勉強する。

3.公式サイトで過去の問題をひたすら解く。

という順番ですね。

合格するコツはこれだ!

合格するコツはズバリ、

出題される確率が高い部分を重点的に勉強する事です。

 

先ほど説明した様に、
法と関係法令に関する事が22から28問出題されて、

貸付けと貸付け取引に関する法令と実務が14から18問出題されます。

 

この部分からほとんど出題されると言っても過言ではありません。

 

それに比べて、

金需要者等の保護に関する事と、

財務及び会計に関する事は、

殆どと言っていい位、

出題されていません。

 

この分野はちゃんと勉強しようと思った場合、

結構範囲が広いです。

 

時間がかかってしまいます。

 

という事は、出題される数が多い分野を重点的に勉強して、

取りこぼさない様にすれば、

合格できるという事ですね。

 

保護と財務はメインで勉強しないという事ですね。

試験日はいつ?

という事で、最後に試験日は?という事で、

 

試験は年1回行われていて、

毎年11月下旬頃の休日にあります。

 

2018年(平成30年)は11月18日(日)が試験日です。

 

合格発表は1月中旬頃です。

 

という事で、

今日は貸金業務取扱主任者の試験の難易度や概要、

そして出題傾向と合格する為のコツを紹介しました。

 

あなたが合格する事を、

 

お祈りしています!

 

頑張って下さいね!

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