豪族とは 簡単に分かりやすく言えば何なのか?即解決!
豪族とは 簡単に分かりやすく
豪族ってよく歴史に出てくるんですが、何なのでしょうか?
蘇我氏(そがし)や物部氏(もののべし)とか教科書に出てきたのを覚えているのですが、
何だかよく分からないままにしていたので、
豪族について調べたのでご説明します。
いったい豪族とは何なのか、出来るだけ簡単に説明します。
豪族とは簡単に分かりやすく言えば何なのか?
結論から先に言いますと、豪族の条件として、
力を持っている(お金、武力、発言力)
都ではなく、地方に住んでいる
という人の事を豪族と言います。
ですので、地方の有力者の事を豪族と言います。
豪族というのは、簡単に言えば地方の有力者のことで、
時代を超えて広い土地を所有し、村を支配してきました。
中には三浦氏のように、三浦半島全体を支配していたという豪族も存在します。
また、豪族はもともと荘園の中から生まれ、その職業は主に農業でした。
しかし、中には牧(まき)という牧場主から豪族になった人や、
漁師や水夫を支配した豪族もいます。
このような豪族を「水軍」を言い、水軍が朝廷や貴族の船や土地を襲うと、
水軍を「海賊」と呼ぶようになりました。
加えて、豪族は武力によって自らを守り、
敵との戦いにも身を投じました。このことから、
豪族は武士であると言うこともできます。
貴族と豪族の違い
多くの人は豪族と貴族の区別が難しいと言います。貴族は大和朝廷が誕生した時に、朝廷に味方した近畿地方の有力者による集まりのことです。
その中には有名な中臣氏や菅原氏も含まれています。
中臣氏とは、のちの藤原氏のことです。藤原氏の歴史はここから始まります。
奈良時代や平安時代の法律は律令というものであり、
貴族はその中でも最も高い地位に属していました。
地方にも広大な土地を所有し、住居は都に大きな屋敷を建設してそこで生活を営みます。
こうした風習は代々引き継がれ、貴族は裕福な暮らしを送っていました。
(貴族を分かりやすく言うと、位が高い、高い地位にある人、
豪族から貴族になる場合もあれば、天皇の末裔(源氏や平氏)の場合もある、
都に住んでいる人、貴族は世襲制)
豪族の古墳
出典:goo.gl/n6wyXT
古墳は3世紀半ばから日本各地で作られるようになりました。
これは各地の国をまとめていた王や豪族のお墓だと考えられています。
古墳は6世紀ごろまで盛んに作られ続け、
3世紀から6世紀までの時代を古墳時代と言います。
古墳時代の初め頃は、日本はまだ統一されていませんでした。
そしてその時代に日本各地にそれぞれ権力のある首長がいて、
それらの人々のことを豪族と呼びます。
最後に
さてみなさん、いかがでしたでしょうか。
今回は豪族について紹介しましたが、少しは理解できたでしょうか。
この記事を読んで、みなさんが少しでも歴史に興味を持ってくれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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