ドライアイスの処理方法はお湯や水をかけるの?捨て方を紹介
食品が腐らない様に入っているドライアイス、
これって捨てる時どの様に処理すればいいのでしょうか?
害はないの?
触ったら、あっ!ってなるし、変な煙でるし。
子供の時遊びましたよね。
水とかお湯をかけて、モクモク煙を出して。
あれ、小さいのだったら、そのまま流してもいいの?
そもそもあの煙って何?
私はドライアイスの存在を昔から知っていましたが、
ドライアイスの事をほとんど知らないのです。
という事で、今日はドライアイスについて調べてみました。
ドライアイスを処理する方法とは?
ドライアイスを処理する一番いい方法
ドライアイスを処理する最善の方法は、
風通しのいい所でそのまま放置して消えて無くなるまで待つ事です。
常温で放置しておけば、だんだん小さくなっていきます。
そして、しばらくすれば、消えて無くなります。
氷のように溶けて水になりません。
何故なのか?
ドライアイスは水を凍らせた氷とは違います。
ドライアイスは溶けても、氷の様に水になりません。
ドライアイスは溶けたら気体になるのです。
これを昇華(しょうか)と言います。
なので、早く処理する為に、お湯や水に入れてポコポコしてもいいのですが、
そのままでも、気体になって消えてしまいます。
風通しがある台所に置いておいてもいいし、巨大だったら外に出して放置しておいたら、
消えてなくなります。
ドライアイスって一体何?
ドライアイスって一体何なの?
そういえば、氷より冷たいみたいだし、
溶けても水にならないで、気体になるなんて?
不思議ですよね。
実はドライアイスの正体は二酸化炭素です。
気体の二酸化炭素です。
二酸化炭素はマイナス79度になったら固まるんです。
そう、ドライアイスとは、二酸化炭素をマイナス79度で固めた物なのです。
マイナス79度って、めちゃくちゃ低い温度ですよ。
触ったら、あっ!ってなりますよね。
やけどしますよね。
・・・ん?
なんで、冷たいのに、やけどするんだろう?
実はドライアイスのやけどは、熱い物を触ってできるやけどとは違う。
ドライアイスを触ったら、余りにも冷た過ぎて、
皮膚が凍りついてしまうのです。
そして、その状態が長く続くと凍傷になります。
この凍傷がドライアイスのやけどなのです。
ドライアイスの危険な使い方
ドライアイスを早く処理しようという事でお湯や水に入れてたら、
ブクブク泡が出てきて煙が発生します。
この白い煙の正体はドライアイスに触れた水が細かい個体粒子になった物です。
ドライアイスは二酸化炭素を個体にした物という事を説明しましたが、
気体に戻ると体積がなんと約750倍になる。
なので、密封したペットボトルなどにドライアイスと水を混ぜて、
気体に戻したらペットボトルの中でどんどん膨らんでいく、
やがてペットボトルが爆発して、
ペットボトルのフタが目に当たって、
大怪我した人がいるので、そんな事は絶対にやってはいけません。
また、密閉された場所でドライアイスが気体に戻っていくと、
二酸化炭素が部屋に充満して二酸化炭素中毒になる危険性があります。
なので、部屋の換気は必ずしてください。
換気扇を回していれば、それ程心配する事はありません。
閉め切った車の中とか、
狭いお風呂のお湯にドライアイスを大量に入れて、閉め切って遊ぶとかは危険なので、
youtubeなどで、やっている人がいますが、マネをしてはいけません。
ドライアイスを電子レンジでチンしたらどうなる?
出典:goo.gl/wSUrVJ
ドライアイスを電子レンジで温めたら、どうなるのでしょうか?電子レンジで温度が上がって溶けるのか?
答えはノーです。
ドライアイスは二酸化炭素が固まった物だから、
電子レンジでチンしても何も起こらない。
電子レンジのマイクロ波の影響をドライアイスは受ける事はありません。
というのも、電子レンジの原理は、
マイクロ波により食品の中に含まれる水分を振動させて、
食品が温まる仕組みになっています。
分かりやすい例を出すと、水に濡らしたタオルをレンジでチンすれば、温まるが、乾いたタオルを電子レンジでチンしても熱くならないのです。
ドライアイスは二酸化炭素なので、水分は含まれていません。
なので、影響を受けないという事ですね。
まとめ
ドライアイスを処理する時は、そのまま放置しておけば消えて無くなる。
ドライアイスは二酸化炭素が固まって個体になった物。水ではない。
ドライアイスを気体に戻すと、約750倍体積が増える。
狭い密閉された空間にドライアイスを置いておくのは危険、二酸化炭素中毒になるかも。
レンジでチンしても、ドライアイスは水にならない。
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